facsinbow インストール・アンインストール・設定方法
◆ facsinbowのインストール・アンインストールについて
◆ 解凍ソフトの注意点
◆ 共通設定
◆ アカウントの設定
◆ 転送条件の設定
◆ Windows XP FAXサービスのインストール
◆ 転送のテスト方法
◆ ご注意
◆ FAXサービスの稼動確認
◆ FAXモデムの接続方法
◆ その他の機能の使い方(添付ファイル取り出し・FAX送信・リモート設定)
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2005/04/06 |
◆ インストール・アンインストールについて インストーラーなし(facsinbow.lzh) | ||
【インストール】 | facsinbow.lzhを、解凍ソフトを使ってC:やD:などに解凍してください。(適当なフォルダの中でもかまいません) 解凍すると、以下の構成となります。 facsinbow フォルダ facsinbow機能別設定方法.txt lzhファイルでのインストール.txt 最初にお読みください.txt 特殊機能の使い方.txt 変更履歴.txt Apl フォルダ facsinbow.exe メインのプログラムです。デスクトップにショーットカットを作ると便利です。 facsinbowB.exe facsinbow.exeから起動するプログラムです。 facsinbowC.exe facsinbow.exeから起動するプログラムです。 Data フォルダ Dummy.txt ダミーデータです。解凍後は不要です。 このような構成になっていることを、エクスプローラなどで必ず確認してください。 |
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【アンインストール】 | ★ 暗号化を有効にする前であれば、facsinbowフォルダごと削除してください。 ★ 暗号化を有効にした後では、 1.facsinbowフォルダごと削除する。 2.【スタート】→【ファイル名を指定して実行】にて regsvr32 /u capicom.dll と入力し【OK】で実行してください。 |
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◆ インストール・アンインストールについて インストーラー付き(facsinbowInstaller.lzh) | ||
【インストール】 | facsinbowInstaller.lzhを、解凍ソフトを使って適当なフォルダ(C:\Tempなど)に解凍してください。
Disk1 フォルダ facsinbow.msi facsinbow機能別設定方法.txt WindowsInstallerでのインストール.txt 最初にお読みください.txt 特殊機能の使い方.txt 変更履歴.txt このような構成になっていることを、エクスプローラなどで必ず確認してください。 facsinbow.msiをダブルクリックすると、インストールするディレクトリ(フォルダ)を聞いてきますので 初期値のC:\Program Files\facsinbow でよければ【OK】で、他に変えたければ【参照】でインストール先を 選択してください。(変更する場合は、パスの最後に\facsinbowを付けて下さい) 旧バージョンがインストールされているときは、削除を選び、アンインストールします。 アンインストールが終了したら、再度facsinbow.msiをダブルクリックすると、インストールが始まります。 同じフォルダにインストールすれば、アカウント情報などは引き継がれます。 |
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【アンインストール】 | 【スタート】→【設定】→【コントロールパネル】→【アプリケーションの追加と削除】にてアンインストールしてください。 その後、アカウント情報などが残っていますので、facsinbowフォルダ以下を削除してください。 ★ 暗号化を有効にした後では、 アンインストール後に 【スタート】→【ファイル名を指定して実行】にて regsvr32 /u capicom.dll と入力し【OK】で実行してください。 |
※ facsinbow Proの「添付ファイルをFAXから取り出す」機能をお使いになる場合は、インストールするPCにMicrosoft
Word と Excel
がインストールされている必要があります。 Office2000 XP 2003
【解凍ソフトの注意点】 | |
※ | 解凍ソフト +Lhaca 0.74 をお使いになっている場合、+Lhacaの初期設定では「同名のファイルは解凍しない」となっていますので facsinbowの旧バージョンを解凍したファイルが残っていると、今回ダウンロードされた最新バージョンに入れ替わりません。 +Lhacaの解凍設定で「同名のファイルは上書き」にチェックを付けてください。 参考URL http://dekiru.impress.co.jp/net/lhaca/hint/lesson3_3.htm 他の解凍ソフトでも、解凍時のオプション設定によっては、同様なことが発生し得ます。 上記【インストール】で記載している「変更履歴.txt」を開き、ダウンロードしたバージョンについての記載があれば最新版です。 |
※ | 当初、Zipで圧縮していましたが、Lhaplus Version1.22では、Dataフォルダ以下が解凍されず、facsinbow実行時にエラーが起きてしまう現象が発生しました。 詳しい内容はこちらへ 【トラブルFAQ】 そのため圧縮形式をLzh形式に変更しましたが、他の解凍ソフト全てを試すことはできません。 正しく解凍されているか、上記【インストール】で記載している「解凍後の構成」になっているかどうかをご確認ください。 |
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facsinbowの設定方法 |
1.facsinbow.exeを起動させると、初回だけ【共通設定】のウインドウが表示されます | ||||||||||||||||||||||||
ここで、全てのアカウントに共通の設定を行います。 メール受信間隔 初期値は5分になっています。あまり短くしてもメールサーバへの負荷が大きくなりますからご注意ください。 ログ保存期間 初期値は24時間です。 携帯(PC)からの設定変更を許す このプログラムが稼動しているPC以外からでも、登録された携帯やPCのメールアドレスからメールを送れば 転送の有効・無効、転送先メールアドレス(To)、転送先FAX番号の変更が可能です。 その機能を使うか、使わないかを設定します。 パスワードを設定する オンにすると プログラム起動時 プログラム終了時 アカウント情報の追加や変更を行うとき それぞれでパスワードの入力を求めます。 ※ 初回起動時は、必ず【OK】をクリックしてください。(キャンセルや×ボタンは無効になっています) 暗号化 ライセンスキーを登録すると、この機能を使うことができるようになります。 アカウント情報やログ情報を暗号化して保存します。 |
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2.アカウントの設定 | ||||||||||||||||||||||||
1. 2.アカウント名 わかりやすい名前をつけてください。 ○○○03とか03○○○などと、アカウントb含めると管理しやすくなります。 3.転送する チェックがついた状態のとき、転送処理の対象となります。 4.印刷する チェックを付けると、メール受信時に自動印刷を行います。
※ 印刷機能は『転送する』のオン・オフとは無関係に利用できます。 転送は不要だが印刷だけを行いたいときは、ダミーの転送先メールアドレス(To)を登録しておき、 『転送する』をオフにしておいてください。 4.リモート設定メールアドレス 携帯や他のPCからメールを送ることで、転送の有効・無効、転送先メールアドレス(To)、転送先FAX番号を 変更することができます。 その場合、ここで指定したメールアドレスからきたメールだけが設定変更できるようになります。 ここを入力していないと、リモート設定はできません。 5.転送元メールアドレス ユーザーID パスワード 受信サーバ名(POP) 送信サーバ名(SMTP) SMTP認証 これらの設定値は、ご利用になっているプロバイダの資料で確認してください。 設定する内容は、今お使いになっているメールソフトのメール送受信の設定と同じです。 【Outlook Express の例】
6.転送先メールアドレス(To) 複数の宛先が指定できます。1宛先ごとに改行してください。 複数指定した場合は、全ての人に全員のメールアドレスが表示されます。 このToかFAX番号のどちらか一つは入力が必須です。 7.転送先メールアドレス(CC) 複数の宛先が指定できます。1宛先ごとに改行してください。 複数指定した場合は、全ての人に全員のメールアドレスが表示されます。 必須ではありません。 8.転送先メールアドレス(BCC) 複数の宛先が指定できます。1宛先ごとに改行してください。 複数指定した場合でも、他のメールアドレスは相手に表示されません。 必須ではありません。 ※ To・CC・BCCで一度に送信できる宛先数を、スパム対策のため制限しているプロバイダもありますので、ご注意ください。 9.転送先FAX番号 複数の宛先が指定できます。1宛先ごとに改行してください。 複数指定した場合は、1ヶ所へのFAX送信が終わってから、次の送信を行います。 FAX機能はバックグラウンドで送信しますから、このプログラムでの処理は短時間で済みます。 入力は必須ではありませんが、転送先メールアドレス(To)と、このFAX番号のどちらかは必須です。 10.FAX転送時のフォント PCの環境によっては、フォントサイズが9でFAX送信されていたものを、11〜18の間で選択可能となりました。 通常は11又は12で、見やすくしたい場合は14〜16程度が適切です。 ※ 明朝体は線が細く、FAX受信側で見にくい場合がありますので、フォント指定からは外しています。 Windows 2000/XP以外のときは入力不可になっています。 いつもFAX転送する必要がなく、時々携帯からFAXしたい場合は、転送先FAX番号を空欄にしておき FAX送信したいときに、 『件名』にFAX番号(012-3456-7890又は01234567890の形式)のみを入力し 『本文』には用件を入力して、上記の『転送元メールアドレス』宛にメール送信すれば、そのFAX番号へ FAX送信することができます。 |
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3.転送条件の設定 | ||||||||||||||||||||||||
転送する条件を登録します。 未登録のときは、全てのメールを転送します。 From(差出人) メールアドレスの一部を指定するだけで、その文字が含まれていたら転送します。 フルにメールアドレスを指定してもかまいませんし、一部だけ指定と混在してもかまいません。 Subject(件名) Fromと同様、指定した文字が件名欄に含まれていたら転送します。 Fromに指定していないメールアドレスからのメールであっても、ここの条件に一致すれば転送します。 Body(本文) Subjectと同様です。 差出人のアドレスで転送する 転送メールのFrom(差出人)は、元のメールの差出人アドレスが入ります。 転送されてきたメールに【返信】で、返事を送ることができます。 但し、プロバイダによっては、そこのドメイン以外のメールは送信を許さないことがあります。 オンにしてテスト的に転送してみて、エラーになるようだったら、AUTH認証を設定してから 試してください。 携帯電話向けの編集を行う 分割指定 指定した文字数で分割し、複数のメールを送信します。‘バイト数’ではなく‘文字数’です。 但し、改行や半角文字も1文字としてカウントします。 【携帯キャリアごとの受信可能文字数(全角換算)】
件名に連番をつける 分割したとき、1/2 2/2 のように連番を件名の後ろに付けることができます。 PCから携帯へメール送信する場合、携帯のサーバで遅延が発生し、届く順番が変わることがあります。 facsinbowでは分割送信するときに、時間をあけて送信していますが、サーバの混み具合次第なので 完全には防ぐことはできません。 この機能はオンにしておくことをお勧めします。 特殊文字を削除する 半角スペース・全角スペースは2個以上連続していたら削除 TAB、改行は削除 連続文字 ==、--など、メルマガに多い装飾を削除します。 ※ 携帯向けの編集機能をオンにすると、転送先がPCであっても編集された状態で転送します。 FAXへの転送では、この機能とは関係なく、編集しない状態で転送されます。 |
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4.Windows XP の場合は【FAXサービス】をインストールします | ||||||||||||||||||||||||
Windows XPではFAXサービスをインストールしないと、FAXへの転送ができません。 インストールと設定方法は Windows XPでPC-FAXを使う方法 http://www.acrosscti.co.jp/across03_Windowsfax.html をご覧ください。 |
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5.転送のテスト | ||||||||||||||||||||||||
1.携帯・PCから【転送元メールアドレス】へ、テストメールを送信してください。 2.facsinbowの【今すぐ転送】をクリックすると、すぐにメールサーバに受信していないか探しに行きます。 これで、転送ログ欄に「差出人」と「転送先」のメールアドレスが表示されたら、転送OKです。 ※ POP3 XXXXXXX Error など、エラーメッセージが差出人欄に表示されたときは、【ユーザーID】か【パスワード】が間違っています。 もう一度、プロバイダーの資料を確認し、正しく登録してください。 |
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※ ご注意 | ||||||||||||||||||||||||
◆ FAXへの転送をテストする前に、Microsoft FAXで正常にFAX送信できることをご確認ください。 1.メモ帳などを起動させ、テスト文章を入力 2.印刷を選び、プリンタに【FAX】を選択 3.FAX送信ウィザードが始まったら、送信先FAX番号を入力 Windows XPでPC-FAXを使う方法 にて詳しく説明しています。ご覧ください。(Windows2000でも同様です) ◆ FAXへの転送を行う場合、PCにつないである電話回線と、転送先FAXの電話番号は別でないと話中になります。 電話の仕組みからいえば当たり前のことですが、テスト時についうっかり設定してしまうことがあるようです。 ◆ 転送先を携帯にしているとき、携帯のドメイン指定受信などの設定内容によっては、携帯で受信できません。 携帯の設定を事前に確認し、変更しておいてください。 ドメイン指定を行っているときは、facsinbowの【差出人のメールアドレスで転送】をオフにして、転送元のメールアドレスの ドメインを、携帯に追加してください。 |
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※ Windows2000でのFAXサービスの稼動確認(XPも同様) | ||||||||||||||||||||||||
1.【スタート】→【プログラム】→【管理ツール】→【サービス】を開きます。 サービスの一覧の中に『FAXサービス』があり、その『スタートアップの種類』が【手動】又は【自動】であればOKです。 もし【無効】になっていたら そのパソコンにはFAXモデムが付いていますか? 無ければ接続してください。 接続済みであれば(内蔵モデムも含む) 『FAXサービス』の行を右クリックして『プロパティ』をクリックしてください。 この中で『スタートアップの種類』で【自動】を選択して『OK』をクリックしてください。 2.【スタート】→【プログラム】→【アクセサリ】→【通信】→【FAX】→【FAXサービスの管理】を開きます。 左側の『デバイス』の行をクリックすると、右側にモデム名などが表示されます。 これが表示されないときは、モデムの設定ができていません。モデムの説明書を見て、設定を行ってください。 デバイス名で右クリックし【プロパティ】を選択すると、モデムのプロパティが開きますので 『送信を可能とする』にチェックが付いていることを確認し TSIDにFAX番号を登録してください。 |
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※ FAXモデムの接続方法 | ||||||||||||||||||||||||
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※ その他の機能の使い方 | ||||||||||||||||||||||||
★ ワードやエクセルの添付ファイルをFAXから取り出す (facsinbow Proのみ) メールの『件名』にFAX番号(09012345678)のみを入力 本文に添付ファイルの番号(4桁)を入力し 『転送元メールアドレス』へメール送信すれば、その添付ファイルの内容が今回指定したFAXへ送られます。 ※ 添付ファイル番号は、メール本文が転送されてきたときに、添付ファイル名の前に記載されています。 ※ FAXから取り出すことができる添付ファイルの種類はエクセル(xxxx.xls) ワード(xxxx.doc) テキスト(xxxx.txt)です。 ※ FAX送信を開始したときにメールでお知らせします。 ※ ワードやエクセルの用紙サイズがB4やA3のときは、A4に縮小されます。 レイアウトや改ページの位置が変わることがあります。 ※ エクセルの場合、FAX取出しができるのはSheet1のみです。 ★ 毎回FAX番号を指定して携帯からFAX送信する メールの『件名』にFAX番号(09012345678)のみを入力し、本文には用件を入力して 『転送元メールアドレス』へメール送信すれば、そのメールの内容が今回指定したFAXへ送られます。 これは、『転送先FAX番号』の指定とは無関係に送られますし、メール転送は行いません。 ★ 携帯や他のPCからのリモート設定変更 【転送の開始・終了の切り替え】 件名に 転送開始 又は 転送終了 本文の1行目にアカウント番号 1 でも 01 でもOK(半角) 【転送先メールアドレスの変更】 件名に メール 本文の1行目にアカウント番号 本文の2行目にメールアドレス 複数登録したいときは改行で区切って、次を入力してください。 今回入力した分が上書きされます。 本文の2行目以降に何も書かなければ、転送先メールアドレスが削除されます。 【転送先FAX番号】 件名に ファックス 本文の1行目にアカウント番号 本文の2行目にFAX番号 03-1234-5678 か 0312345678 の形式 複数登録したいときは改行で区切って、次を入力してください。 今回入力した分が上書きされます。 本文の2行目以降に何も書かなければ、転送先FAXが削除されます。 そのアカウントの転送元メールアドレスにメール送信すると、設定が変更され 結果がメールで返信されてきます。 ※ あらかじめリモート設定用に登録されたメールアドレスから送信してください。 ※ 1回のメール送信で変更できるのは1項目だけです。 ※ リモート設定変更のメールは転送されません。 |
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