◆ FAX-OCRは手書きの文字を認識し、データに変換します |
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FAX-OCRは、FAXから送られてきた帳票の種類を判別し、その帳票に応じたフォーマットで、中に記入されている手書きの文字や活字を読み取ります。 |
◆ FAX-OCRの用途 |
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FAX-OCRは、FAXで送られてきた帳票を見て、PCに入力しているような業務に最適です。
● 受注業務・・・・・・・・ FAX-OCR受注処理の流れ
FAX-OCR受注処理での注文書・確認画面の事例
FAX-OCR注文書のサンプル (PDF 70KB)
をご覧ください。
● 勤怠管理
営業所や店舗が各地に点在するような場合
出退勤状況のデータをタイムリーに集めることができます。
処理の流れやポイントは、上記の受注処理と同様です。
社内業務である分、やりやすくなります。
出退勤報告書のサンプル (PDF 22KB) をご覧ください。
● 営業報告
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等の入力に要する時間と負荷を大幅に軽減します。
また、相手先での機器の購入やシステム開発が不要なので、容易に短期間で導入が可能です。
相手先によって、WEB入力とFAX入力を使い分けると大きな効果をもたらします。
今までのノウハウを基に、低コストで導入するためのアドバイスをさせていただきます。
※ PDFファイルの表示・印刷にはAdobe Readerが必要です。
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ここから無償でAdobe Reader7.0がダウンロードできます。
6.0よりも起動が速くなっています。
(Windows 2000/XP専用 98/MeはAdobe Reader6.02が最新です) |
Adobe Reader SpeedUp
(作者サイト)
窓の杜 |
Adobe Readerの起動が遅いとお思いの方は『Adobe Reader SpeedUp』というフリーソフトが有効です。窓の杜で2004年窓の杜大賞の金賞を受賞!
試したところ、確かに起動が速くなります。
2005/01/09 Ver 1.32 Adobe Reader 7.0対応版リリース
※ VB6.0ランタイムが必要です。
Adobe Reader Speedupを使う時の注意点や、起動した後に途中でエラーが起きる場合は PCトラブルFAQ のページをご覧ください。
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◆ FAX-OCRの特徴 |
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★ 相手側ではFAXがあればいいだけ!家庭用FAXやコンビニFAXも使えます。
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家庭への普及率は 53.9%(2004年総務省 通信利用動向調査) 総務省報道資料
コンビニFAXは、クロネコFAXだけで全国 10,000台 |
★ 記入してFAXから送信するだけの簡単操作。熟練やマニュアルは不要です。
★ 導入費用が少なく、短期間で稼動させられます。
★ 同一パソコンで様式の異なった帳票を受信し、それぞれのOCR処理ができます。 |
◆ 認識できる文字の種類 |
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● 数字・英字・記号・カタカナ・漢字 の活字・手書き文字 OCRとOMRが同時に可能 |
◆ FAX-OCRの制約 |
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FAX-OCRは万能ではありません。読めない文字や、違った文字に誤認識することもあります。(もっとも、下手な人よりはずっと正確です)
従って、いかにエラーや誤読を少なくするか、又、誤読をチェックするか、全ては受信する帳票の設計と、チェック機能の設計にかかってきます。
FAX-OCRは、スキャナーを使ったOCRよりも遥かに悪条件で認識することになるので、FAX-OCRを十分考慮した帳票設計によって、実用に耐える認識精度を得ることが可能となります。
アクロスでは、様々な業種へのFAX-OCRの導入で得られたノウハウを持っています。 |
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◆ FAX−OCR導入のポイント |
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● FAX-OCR用の帳票は統一:作成したものを配布し使ってもらうことが必須。
あらかじめFAX-OCR用に作成した帳票を、受信パソコンに定義しておく必要があります。
相手先が作成した各種の帳票は、FAX-OCRを考慮してありませんので、認識率を上げるためにはFAX-OCRを前提の帳票設計が重要です。
● できるだけ記入文字数を少なくすることが成功の秘訣。
文字数が多くなるほど、エラーの件数も増えます。
これは手入力の場合も同じことですが、少ない文字記入でカバーできるようなデータの持ち方や入力方法を工夫する必要があります。
(例) 文字記入ではなく“○”を書くとか、マークシートを組み合わせる
● FAX-OCRを導入しても無人化はできないことをご理解ください。
前にも説明していますが、必ずエラーや誤読は発生します。
誤読をシステム上でどうチェックしても、エラーは残りますので、そのデータの修正入力は必要です。
但し、エラーデータのみの修正ですから、入力作業は大幅に軽減されます。
4人で入力していた作業が、1人で楽に処理できるようになった事例もあります。
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◆ FAX−OCRシステムの導入費用 |
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◆ 弊社における今までの納入事例での一般的な費用です。
【受注システム】 1回線・1台のPCで受信、1〜3台のPCで確認・修正
受信する注文書は1種類の場合
600,000円〜
4回線・1台のPCで受信、1〜5台のPCで確認・修正
受信する注文書は1〜5種類
1,4000,000円〜
【勤怠管理システム】
1回線・1台のPCで受信、1〜3台のPCで確認・修正
受信する勤怠報告書は1種類の場合
600,000円〜
◆ 開発の進め方
遠隔地であっても、メールで基本的な仕様はご相談できます。
入力したい項目や、チェック方法が決まれば、詳細な設計書を
お送りして、ご確認後開発を進めます。
インストールは、使用するPCを弊社にお送りいただき、インストール
設定・動作確認後に返送することで、導入経費を抑えることが可能
です。
稼動後のメンテナンスやトラブル対応は、リモート操作によりほとんど
タイムラグなしで対応できます。 |
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◆ 補足…OCRの種類と用途 |
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『OCR』といっても、入力デバイスの違いや認識文字の違いで、下記のように分類されます。
1.入力が『スキャナーのみ』なのか『FAXでもスキャナーでも』なのか
2.文字が『活字のみ』なのか『活字・手書きどちらも』なのか
3.原稿の発生場所と、データ化するまでの時間の制約
これらの組み合わせで、『FAX-OCR』か『スキャナーOCR』のどちらが適した業務処理なのか検討する必要があります。
最も低費用で導入できるのは、『活字』を『スキャナー』から読み込むことです。
これは、市販されているOCRソフトを購入すれば実現できます。
この場合、原稿のレイアウトが固定であればいいのですが、様式がバラバラだと、毎回認識エリアを手動設定する必要があります。
認識エリアの自動認識の精度はそれ程高くはありません。
もし、読み込ませる文書のレイアウトを変更することができるなら、“OCRを前提とした”帳票に作り変えたほうが、後々の運用は楽になります。
この場合だと、10,000円くらいから市販されていますが、高価なものは600,000円くらいにはなります。
『FAX-OCR』は、通常『活字+手書き文字』を対象とし、‘FAX’から送られてくる原稿をメインに処理しますので、傾き補正や伸縮補正、ノイズ除去などの機能が強化されています。。もちろん‘スキャナー’と併用可能です。
但し、細かい活字は、FAXから読み込まれた時点でにじんでしまい、認識できなくなるため、文字の大きさには制限があります。
PC-FAXソフトとOCRソフトを導入すれば『FAX-OCR』になるかというと、それでは使い物にはなりません。
あくまでも、FAX受信したイメージを前提とした、イメージ補正とOCR処理が必須です。 |
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◆ 補足2・・・フリーソフト? |
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検索エンジンで『OCR フリーソフト』をキーにして検索されているのを見かけますが、OCRのフリーソフトは見当たりません。(2004/12/01現在)
活字OCRでは期間限定の試用版はいくつかありますので、それらで試してみるといいでしょう。
『OCR 試用』で検索すれば見つかります。
手書き文字OCRについては、既定の帳票をOCRする体験版はありますが、自由に様式を決めることができるような体験版はないようです。 |
◆ FAX−OCRの弊社開発事例紹介 |
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弊社にてサービスを提供している、FAXをメールへ転送するサービスです。
カバーシートをOCRし、ユーザーIDとメールの宛先を判定し、最大1,000ヶ所の宛先へBCCにてメールを一斉配信します。
宛名の差込ができ、メールの件名や文章は独自に設定できます。
お気軽にお試しください。 ふぁくしん坊FAXメール転送サービス |
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株式会社いいじゃんネット様(東京都渋谷区)が運営されている、FAXからメールへ、メールからFAXへの双方向無料サービスです。
FAX-OCR機能、FAX→メール転送機能、音声応答機能、メール→FAX転送機能を組み合わせて、このサービスを実現しています。
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メルファックス同様、株式会社いいじゃんネット様の、FAXをスキャナー代わりに使って、簡単に紙を電子化する無料サービスです。
FAX-OCR機能、FAX→メール転送機能を使っています。 |
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株式会社いいじゃんネット様が運用される、コンビニに置いてあるヤマト運輸様の“クロネコFAX”を使った携帯電話の待ち受け画面作成サービスです。(有料)
FAX-OCR機能、イメージ加工、WEB用ファイル作成を行っています。 |
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